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ニュースリリース

2016.11.11

【NPO法人フードバンク福山/株式会社ハローズ/ジャパン・フードバンク・リンク】広島テレビ夕方のニュース番組「テレビ派」の中で食品ロス撲滅活動の全国的な推進団体としてスポットが当たる(9分間映像)

当社団の理事長村井が広島県における活動にスポットが当たり、11月11日、地元の広島TVの夕方のニュース番組の中で9分間放映されました。(放映時:アソシエーション)

日本の子供の貧困率は、驚くことに、世界の先進国でありながら16%で、6人に一人
が貧困ということになります。お腹いっぱい食べることすらできない子供たちがこんな
にいるのです。小学校の給食が唯一の食事だという子供もいる!と聞いたことがありま
す。子供を大切にしない社会は、未来を大切にしない社会だと断言できます。

私たち現役世代は、確実に次なる世代へ「貧困」という負の遺産を残しています。経済
的豊かさのみを追求する社会システムが明らかにその欠陥を露呈しているのでが、誰も
そこを問題にすることはなく、最も経済的弱者である子供にその圧力がかかっていると
思います。心ある人々により、子供食堂が全国に広がり始めています。それと同じよう
に志の高い方々により、フードバンクが生まれようとしています。この運動に私なりに
何か出来ないものかと深く考えさせられ、ひとつの決断をしました。

近年、経済学では不平等を問題にする学者がでています。もともと新古典派経済学は、
「生産・資本」のみを扱い、「分配」は経済学の領域ではないという立場でした。
「分配」は社会学の領域だとの見解です。ところが、クズネッツ曲線どおりに経済的
格差は縮小しないことに驚きを感じ、経済的格差の拡大は経済成長率を低下させるの
ではないかと原因と結果の因果律を逆に捉えるお粗末な学者もいるほどです。

経済成長は格差の拡大をもたらします。そして経済成長は革命的な技術革新がなけれ
ば当然に鈍化します。今の日本経済は、まさにこの局面です。技術革新がないのに、
経済成長を掲げる政権、当然にして金融緩和以外の手法はなく、行きづまりつつあり
ます。経済成長の結果である格差の拡大を問題として捉える愚かさを隠そうともしま
せん。問題の核心は貧困層の増大です。日本中の頭のいい方々が「生産・資本」だけ
を取り扱い、「分配」をおざなりにした結果です。

今最も大切なことは「貧困」の遺伝を断ち切ることです。貧乏な両親のもとに生まれ
ても、子供には十分な機会が与えられなければなりません。機会均等こそ、人間のモ
チベーションになります。そのモチベーションが今の豊かな社会の原動力になってき
たことを私たちは忘れてしまっています。

私は、こうした格差社会を止める力は持ち得ません。しかし、私には、出来てしまっ
た格差を一緒に埋めるアイデアとそれを実行してくれる仲間が沢山います。これが、
この度、「ジャパン・フードバンク・リンク(JFL)」を立ち上げるに至った理由です。
以上