加盟団体様一覧

2-現在の加盟受領事業者 (41)更新時点:2023年10月23日

 

◆提供事業者一覧◆

JFLでは、全国多数の食品流通業、及び食品製造業の企業様より食品の提供を頂いています。

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◆受領事業者一覧◆

また、多数の支援団体のご加盟により全国的にネットワークを構築しています。

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A WORLD WITHOUT FOOD LOSS食物ロスのない世界を実現するために

2,320万 勿体ない総トンの事実

一般社団法人ジャパン・フードバンク・リンク(以下、「JFL」と言う)は、わが国において、まだ食べられるのに廃棄される年間500万トン以上の食品(以下、「食品ロス」という。)について、全国の食品スーパーマーケットを中心とする流通小売業や食品メーカーから出されるものに注目し、こうしたものがひとつでも多く、確実、かつ、効率的に全国のフードバンクを通じて、より多くの要支援生活者に届けられるように、廃棄する側、フードバンク、要支援生活者の三者を有機的、かつ、効率的にリンク(結び付ける)させる新たなネットワークを全国的に構築し、同じくわが国において、廃棄される食料(食品廃棄物)年間2,300万トン以上にも注目し、「再使用」の代表であるフードバンクだけではなく、「再利用」である肥料化や飼料化、「再生化」であるバイオガス化などを適正処理、資源の有効活用という観点から最適な形でリンクさせる新たな仕組みを創出し、これらをもって日本の食料自給率の向上、及び、食品リサイクル率の向上に資することを目的として、以下の事業を行います。

  • 全国のフードバンクと連携した食品ロスの削減及びフードバンク事業
  • 廃棄した側、フードバンク、要支援生活者のネットワーク構築事業
  • フードバンク事業の推進及び食品ロスの削減に向けた調査・研究
  • 食品廃棄物の再使用、再利用、再生化に向けた調査・研究及びネットワーク構築事業
  • 各種セミナー、講演会及び説明会等の開催
  • 書籍、ウェブコンテンツの企画、制作、出版等に関する事業
 

MESSAGE理事長挨拶

SDGs推進の世界的な潮流の中で、「食品ロス削減」に取り組んで参りました当法人も、設立4年にして、本組織を活用頂いている食糧・商品提供事業者様も流通小売事業で32社、食品製造業で23社の合計55社を数え、一方、食糧・商品受領団体様もフードバンクで38団体、要支援団体で17団体の合計55団体となりました。結果、双方を合わせた提供事業者様、受領団体様の数では日本最大の規模となりました。

こうした中、農林水産省からは、従来のフードバンクにはない、まだ食べられるのにこれまで捨てられていた食糧・商品の提供希望者と受領希望者を直接結び付ける「食品ロス削減コーディネーター」のパイオニアとの評価を受けるに至りました。年間500万トンの食品ロス削減の新たな基盤整備が完了した中で、村井前理事長より、社団法人設立時のGoalsである「年間2,300万トンの食品廃棄物の削減」のための新たな仕組み創りに現場で専念をしたいとの申し出がありました。その想いを受け、従来から弊社グループ会社で取り組んできた外国人留学生、及び技能実習生の支援と、日本のこうした食品ロス削減への取り組みをアジアにも広げ、SDGsの7番目である「つくる責任 つかう責任」の課題解決に向けての“ハチドリの一滴”になろうとの想いをそこに重ねました。

「年間2,300万トンの食品廃棄物削減」は、SDGsの真のGoalと言われている「サーキュラーエコノミー」をベースにしたコミュニティ創りの柱の一つでもあります。はなはだ微力ではありますが、その達成に向けて現場で指揮を執る専務理事の村井と二人三脚で、“ハチドリの一滴”の意味するところである“自分に出来ることをするだけだ”の精神で努力をする所存です。

一般社団法人ジャパン・フードバンク・リンク
理事長 有𠮷 彰英

MESSAGE専務理事挨拶

専務理事 村井 哲之

弊社団法人設立後の4年間は、①提供して頂く食糧・商品に問題があった場合の責任は、頂く以上、引き取った側が取る②食品ロスが発生する場所に直接、要支援団体が引き取りに行く(ハローズ方式の普及)③賞味期限に関係ない引き取る力を付けるを旗印に、従来のフードバンクが持ち得なかったスタンスで、「食品ロス削減コーディネーター」No1を目指し、一定の役割を果たせたと思っております。

こうした中、引き続きの全国規模での食糧・商品受領団体の開拓と言う役割を有𠮷理事長に担って頂き、小生は、現場において、設立時の2,300万トンの「食品廃棄物」を、①原料として活かす『再利用』②新たな原料に生まれ変わらせる『再生化』③実は、食品ロス500万トンの大半は家庭で発生していることからこちらを減らすことを、IoTや5Gと言ったテクノロジーで解決をする仕組み創りに専念し、SDGsの真のGoalである「サーキュラーエコノミー」構築の3大要素の2つである①廃棄物と汚染を生み出さないデザイン設計を行う②製品と原料を使い続けるという新たな社会課題の解決に邁進をします。

加えて、これからは、弊協会としましては、こうした、加盟事業者様の事業の継続性を担保する“攻めのSDGs”に関わる情報の発信も心がける所存です。

専務理事経歴

1981年 広島大学政治経済学部経済学科卒業
1981年 株式会社リクルート入社後、第二電電株式会社(現KDDI)、株式会社パナシス、株式会社ビィワンファクトリー、株会社エスコ を経て
2005年 株式会社環境経営戦略総研
(現 株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ)代表取締役
2015年 事業構想大学院大学「電力自由化・地域エネルギー」研究員
2015年 株式会社エネルギーマネジメント総合研究所設立 代表取締役
2016年 一般社団法人ジャパン・フードバンク・リンク(JFL)理事長

参考人招致

  • 経済産業省電力需給調整委員会(2回)
  • 参議院議員経済産業委員会(1回)

著書

  • コピー用紙の裏は使うな!-コスト削減の真実!-(朝日新書)
  • コスト削減の教科書(ダイヤモンド社)
  • 小売業の節電マニュアル-エコとの合わせ技で会社が強くなる!-(商業界)
  • 廃棄物ビジネスの変革者たち(環境新聞社) 他著書全13冊
  • コピーは使うな!-コスト削減の嘘-(刊行予定)

受賞歴

2007年 アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー ファイナリスト受賞
2008年 『コピー用紙の裏は使うな!』『金書奨』(台湾)受賞
[台湾の経済産業省が主催する書籍の大賞(経済書部門No.1)]